「例祭」が行われる
例祭とは年に一度の例大祭のことで、神社によって日が定められています。恒例として行われる祭りで、神社祭祀で最も重要な祭りです。佐伎治神社では毎年十月十二日と十三日に斎行され、十二日を前日祭、十三日を本日祭と言っております。
本年は台風十九号接近のために九日に臨時総代会を招集し、境内の幟(のぼり)や参道の提灯を止め、前日祭の祭礼行事を中止し、本日祭の行事のみを予定通り実施することに決めました。
十三日は総代さん方が早朝より落ち葉や枝でいっぱいの境内を掃除したり、テントを立てたりで大変でした。でも雨はやんで神事の後に予定されていた謡曲、浦安の舞、太刀振り、神楽、囃子などの伝統芸能が、氏子の皆さんによって厳かに奉納され、とても盛大な秋祭りになりました。神様に感謝するばかりです。
ただ、今回の台風では東日本の広い範囲で甚大な被害が出ました。被害にあわれた皆様にお見舞いを申し上げるとともに犠牲になられた方々に哀悼の誠を捧げます。
令和元年10月17日