式年大祭『高浜七年祭』(たかはましちねんまつり)
福井県指定無形文化財
遠く永禄年間(一五五八~一五七○)より伝承されている。
初日の卯の日を神輿卸し、御旅所に移られる中日の午の日を中勇みと称し、終日の酉の日を本日と称する。
西山(大己貴命)、中ノ山(素戔嗚命)、東山(稲田姫命)の三基の神輿が町内を巡幸の上、三カ所の御旅所に夫々神幸し、本日には鳥居浜で足洗いと称する御祓の式を行って祭りを終える。
又、町内には七基の曳山が夫々に巡行し、古くから世に聞えた祭りで、遠近より参拝者が多く盛大に行われる。
勇壮な太刀振、優雅なお田植、神楽、祭囃子、舞踊、和太鼓などの多彩な芸能が奉納される。