神社とはどんな場所
神社はいつどのようにしてできたのか、その起源には諸説があり、神社の縁起によっても、
また御祭神によっても違いがあると思いますが、一般的な話をすると、最初から現在のよう
な社殿があったわけではありません。古来日本では自然界の森羅万象に神様の存在を見出し
てきました。そして特に巨岩や大木あるいは山などは、神様が降りられる神聖なところと考
え、そこに臨時の祭場を設けるようになり、さらに、風雨をしのぐためといった理由から、
また、「そこに行けばいつでも神様に会うことができる」といった理由から社殿が設けら
れるようになったと考えられます。
そして「聖なる場所」の入り口には門の役目をする鳥居が設けられ、その付近には水の流
れがありそこで身を清めたのです。神様に会うためにはまず心身を清めなければならないと
考えたからです。
現在では「手水舎(てみずしゃ)」と呼ばれる流水施設が置かれていますので、まずここ
で手を洗い口をすすいでから本殿へ向かいます。手水と参拝の仕方は動画を参考にしてくだ
さい。
令和元年8月14日