秋季例祭を終えて
去る十月十二、十三日に秋季例祭がつつがなく執り行われました。
晴天に恵まれ、また今年は週末にかかる日程でもあった為か、子ども神輿にはたくさんの子どもたちが参加してくれました。
通称秋祭りとも呼ばれている例祭は、神社の祭事の中でもとりわけ重要なものです。
一週間前から各地の老人会の皆さんが手分けして、境内の清掃を行なってくださいます。
そして宮仕と呼ばれる方が神社の全てのお社のしめ縄を新しく取り替えてくださいます。
このように清められた空間に、前日、神様が降りられる目印になるよう高い幟旗を立てて準備を終えます。
今年の収穫に感謝し、来年の豊作をお祈りする神事を行ってから賑やかに神様をお迎えするのが秋祭りの習わしです。
佐伎治神社では毎年、浦安の舞を奉納しておりますが、今年は西部若連中による神楽の奉納もありました。
来年行われる七年祭の演目の一部が披露されました。
いつもながら多くの氏子の皆さんの力でお祭りが執り行われていることを感じる中で、お集まりくださった方々に神様のご加護が宿りますことをお祈りする次第です。
10月吉日