祭日
◆歳旦祭(さいたんさい) 一月一日
新しい年の最初の日に、神さまに神饌(しんせん)をお供えし、皇室の弥栄(いやさか)と、
氏子崇敬者(うじこすうけいしゃ)をはじめ国民、国の安泰と隆昌(りゅうしょう)を祈る。
◆祈年祭 三月十七日
「としごいのまつり」とも言い、「年」とは稲を意味する。
五穀の豊穣と国の繁栄、そして皇室の安泰や国民の幸福を祈願する。
◆天神祭 七月二十五日
本殿左横の日吉神社に合祀された菅原道真公(天神様)の縁日に学業成就と家内安全を祈り、夜に神事
が執り行われる。
昔は竹羊羹や飴などが夜店で売られていた。
◆愛宕祭(あたごまつり)(防火・防災) 九月三日
火を鎮める神さまを祀る愛宕神社の例祭。防火、防災を祈る。金刀比羅(ことひら)神社、秋葉神社、青葉神社、
大山咋(おおやまくい)神社がこの社(やしろ)に合祀されている。
◆例祭 十月十二・十三日
神社で行われる最も重要なお祭り。神さまのご神徳に感謝するお祭りで、子ども御輿が町内を巡幸(じゅんこう)し、
神社では浦安の舞や謡曲が奉納され野点が行われる。
◆願晴らし(がんばらし) 十月十八~三十一日
その年を無事に過ごせた事を神さまに感謝する神恩感謝(しんおんかんしゃ)の神事、いわゆるお礼参り。
各区ごとに日取りを決めて行う。神事の後、社務所で賑やかに直会(なおらい)(酒宴)が行われる。
◆新嘗祭(にいなめさい) 十一月二十三日
「嘗」は「味わう」の意で、その年に収穫したお米などを神さまにお供えし味わっていただくためのお祭り。
神事の後、参列者がお供えの白酒を味わい収穫を祝う。